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乙ノ輪
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2009年 01月 03日
![]() 謳歌 (奥から) セダム 姫星美人 Sedum dasyphyllum 黄金葉メギ 'オーレア' Berberis thunbergii 'Aurea' エリシマム 'コッツウォルドジェム' Erysimum 'Cotswold Gem' セダム アルボロセウム 'メディオバリエガタム' Sedum alboroseum 'Mediovariegatum' コチア Maireana ユーフォルビア ミルシニテス Euphorbia myrsinites センペルビブム 'リパリ'Sempervivum 'Lipari' (撮影20040415) 遅ればせながら、明けましておめでとうございます♪ 昨年はしばらく休んでいた園芸を再開、 畑での野菜作り、そしてこのブログも開始し、 自分的には第2の園芸元年でした。 以前からのお知り合いの方々とまた交流できたり、 ブログを通じて新しく多くの方とお知り合いになれたりと、楽しく充実した一年でした。 みなさま本当にありがとうございました ^^ 本年も引き続き、過去コンテンツの整理拡充や 現在の乙庭や乙畑の様子、植物の導入記録や紹介などなど マイペースで更新していければと思っております。 まだまだ内容少なくしょぼしょぼブログではございますが、 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 m(__)m ということで、2009最初のネタを。 またまた過去コンテンツの再編ネタで、 そのうえ、020的SB 106からいきなし117まで飛んでしまいアレなんですが… ^^; 乙友達のみーさんがブログで紹介されていて、かねてから見たいと思っていた、 NHKハイビジョン特集 「ベス・チャトー 荒れ地で育(はぐく)む奇跡の庭」 (短縮版)が NHK総合で再放送され、やっと見ることができました。 べス・チャトーさんは英国内でも最も雨の少ない地域である イギリス南東部エセックス州の荒地を美しい庭に変えた偉大なるプランツウーマン。 べス・チャトーガーデンについては、ご自身の著作も多く、 詳しい説明もインターネットをはじめ、いろいろなところでなされているので ご存知の方も多いと思います。 長い年月をかけて豊富な植物の知識と経験・試行錯誤から その場所の環境に適応できる植物のみを選りすぐって作られた、 無潅水でも植物が命を謳歌するこの上なく美しい砂利の庭など、 彼女の園芸哲学や植物や環境に対する姿勢には私自身も多大な影響をうけました。 べス・チャトーガーデンはとにかく学びの多い庭でありますが、 私が特に強く感銘を受けたのは、 「環境に適応した植物は幸せな表情をし、それこそが美しく」、 「それは多くの知識と実際の試行錯誤によって実現される」 ということでした。 逆に、環境に合わない植栽や好む環境の違う植物の組み合わせは なんとなく痛々しかったり、ギクシャクした雰囲気を発するように思うんです。 植物の表情が楽しそうじゃないというか、ね。 今日、わたしたちは世界中の植物を用いて園芸を楽しむことができますが、 べス・チャトーガーデンに出会ってから、 好まない環境を植物に無理強いしたり、好む環境の異なる植物を組合せるのは、 自分にとっても植物にとっても不幸なことなのではないか、と思うようになりました。 2003年~2004年はそんな意識から、 「環境に合いつつ最大限自由な表現」をしたくて いろいろな可能性を試していた時期だったように思います。 上写真は、べス・チャトーさんの砂利の庭にも植えられている ユーフォルビア ミルシニテスをはじめ、センペルビブム やセダムなど、 乾燥気味の環境を好む植物を集めた2004年春の植栽。 ユーフォルビア ミルシニテスはヨーロッパ~トルコの高地原産で、 全草が水色がかり、葉がらせん状にずれながら生える、造形的で美しい植物です。 春に咲く黄色い花もユーフォルビア属独特の変わった形状でこれもまたよし ^^ ここ高崎では冬の寒さには耐えますが、 夏は地植えだと暑さと蒸れで枯れたり弱り易いものです。 そこで、同じような環境を好むセンペルビブム などと合わせて寄せ植えにし、 陽当たりはよく、直接の雨は当たりにくい場所に置くことにしました。 水遣りも控えることで葉色も草姿も引き締まり、 色や形のコントラストがより鮮明になったように思います。 植物が笑っているようにキレイで、 自分もとてもうれしく感じられた季節でした。 園芸をやってると、いろいろな植物に魅力を感じ、 やたらと手に入れたくなったりもするのですが、 「欲しいモノと自分がきれいに育てられるモノは違う」わけで、 その辺は物欲と現実の折り合いをつけて、 育てられる植物に専念することも大事だなぁ、とよく思ったりします。 (かくいう自分も非常にしばしば物欲に打ち勝てずにおりますが… 物欲の克服はある意味永遠のテーマですね ^^;) ともあれ、 何かをあきらめることで新たに得られる価値ってあると思うんですよね。 NHKハイビジョン特集 「ベス・チャトー 荒れ地で育(はぐく)む奇跡の庭」が紹介されている みーさんのブログはこちら ^^ ▲
by dj020
| 2009-01-03 20:20
| 020的 Shocking Beauty
2008年 12月 20日
![]() 繚乱 (多肉のみ奥から) エケベリア 'イースタン ボンネット' Echeveria cv. 'Eastern Bonnet' クラッスラ '銀鎖竜' Crassula lycopodioides var. variegata エケベリア '丸葉紅司 特黒龍骨' Echeveria nodulosa グラプトペタルム 'プロンズ姫錦' Graptopetalum paraguayense f.bronz variegata クラッスラ '茜の塔' Crassula capitella カランコエ '不死鳥錦' Kalanchoe 'Fushichonishuki' エケベリア '古紫' Echeveria affinis レノフィルム レフレクサム Lenophyllum reflexum セダム 'リンダウィンザー' Sedum 'Lynda Windsor' グラプトペタルム'朧月' Graptopetalum paraguayense グラプトペタルム 'プロンズ姫' Graptopetalum paraguayense f.bronz セダム 'ドラゴンズブラッド' Sedum spurium 'Dragon's Blood' 他 (撮影20031102) 過去コンテンツからの移動なので いきなし020的SB 003から106まで飛んでしまいアレなんですが ^^;、 乙友達のsissiさんのブログにて、 多肉とその他庭植物のコーディネートの件でご紹介いただいたので 2003年秋の旧乙庭でのお肉の様子をば♪ 2003年は野放図な庭植物のボーボーさと多肉植物の共存を模索した年でした。 また、個人的には「まぁ~キレイ♪」と素直~に楽しむガーデニングと 小鉢で珍品・難物を完璧に育てるマニアックな園芸スタイルとの間に なんか隔たりがあるのがキモチ悪いと思ってまして (植物を愛でながら育てるという行為としては全く同じなのに)、 いわゆるマニアックとくくられる植物とそうでないモノを等価に扱いたいとも思ってました。 写真はマニアックなモノから近所のお団子屋さんの店頭で のびのびに徒長してたのを分けてもらってきた古典的な種まで、 多様な多肉植物を使った寄せ植え鉢を、 ボーボーとさせた庭植栽に織り交ぜて楽しんでいたときの様子。 ヒラヒラのエケベリア 'イースタンボンネット' や 'ブロンズ姫錦' などは 当時としてはやや手に入りにくいモノでしたが、これらを特別扱いしないで 結構古典的ともいえるグラプトペタルム 朧月や非多肉の庭植物などと合わせることで なんだか一体的になじんだ風景になってませんか? ^^ ピンクや濃いバーガンディや紫色やチョコレート色や灰色など 多肉植物特有の多彩な色や質感も加わり、 「環境にはなじんでるけど、明らかに自然ではない不思議な多様性と華」 が生まれて個人的にはかなりツボでした♪ ただ、見た目だけを考えて安易に多肉植物とその他の庭植物を混植したりすると、 どちらの良さも引き出せず、植物にとっても可愛そうな結果になることもあるので、 それぞれの植物の管理も踏まえた上で多肉植物を庭に組み込むことが とても大事だなぁと思っています。 というか、植物の好む環境を無視した組合せの植栽は おのずと植物の表情も全体の雰囲気も痛々しい感じになったりしますよね。 それまでもいろいろな植栽を試してみましたが、 非耐寒性の多肉植物と耐寒性の多肉植物、一般の庭植物では、 水遣り等の管理がかなり異なるので、 慎重に植物を選ばない限り、同じ土に混植するのは両者にとって かなりストレスが多いように思います。 つまり、この条件をクリアーしようと思うと 植栽の組合せに大きな制約が課せられて自由度がとても狭まることになるわけです。 また、自分は、比較的庭の環境になじみやすい エケベリアやグラプトペタルムなどの多肉植物を好んで使いますが これらの属のものの多くは地際でロゼットを形成したり垂れたりするため、 地植えやそれに近い高さだと鑑賞しにくかったりします。 多肉だけを寄せ植えにして水遣りの管理を分け、 ちょっと高いところに置いて庭の植栽に混ぜてみると、 多肉と他の植物を混植されているようになるし、 小型の多肉植物も同じ視線の高さで鑑賞できて一挙両得♪ 水遣りだけでなく、多肉鉢を庭のいろいろなところに移動して飽かず楽しんだり、 雨の多い季節には軒下に移動したり、 冬には室内に取り込んで防寒もできますし、 管理的にも鑑賞的にも環境的にもバランスを調整し易く、 自分としては気に入っている方法です。 ▲
by dj020
| 2008-12-20 20:20
| 020的 Shocking Beauty
2008年 10月 02日
![]() 乙即愉 愉即美 Bergenia 'Abendglut' Euphorbia dulcis 'Chameleon' Heuchera 'Velvet Knight' Oxalis adenophylla Setcreasea pallida (撮影20020527) 020的 Schocking Beauty 001はテラコッタの大鉢に植えた寄植えなんですが その寄植えのグランドカバーのオキザリス アデノフィラと 大鉢の足元に地植えされたせめぎあう葉材のコーディネート。 小型のオキザリス アデノフィラの水色がかった葉色&キレイに折りたたまれた葉形状と ユーフォルビア ダルシス 'カメレオン'の移ろいやすい紫系の葉の組合せを愉しみたくて オキザリスを大鉢に植えて高い位置に持ってくることで ユーフォルビアと同じ高さで鑑賞できるようにしてあります。 その他、ベルゲニアのテカっとした質感のデカい葉やヒューケラのマーブル模様など、 情報量が多くて、過剰にデコラティブだったりして 「ありえない」感じが当時の乙庭好みでした。 自庭の「乙庭」というネーミング、 私のHN(というか現実でも自分のニックネーム)が020(オツオ)ということもあり、 最初は半分シャレのつもりでつけた名前なんですが、 意外と自分の目指すべきところをよく言い表してる気がして いつの頃からか「名が体を表す」ように意識して庭づくりするようになってました。^^; 「乙」という字を辞書で調べると 普通と違って、なかなかおもしろい味わいのあるさま ちょっと気がきいていて趣のあるさま とあります。 まさにそんな感じで当時は 数知れない失敗も含めて、「フツーじゃない」ことの興を愉しんでました。 いろんな庭を見てきましたが、 庭主がやりたいことを追求した結果「普通と違った」感じになった庭は やはり乙な趣を発しますし、そういう庭は独自のストーリーがあって愉しいですよね。 そしてその愉しさって、庭と美しさとかなり密接につながってように思いませんか? 「乙すなわち愉しく、愉しさはすなわち美である」 そんな風に思うんです。 ▲
by dj020
| 2008-10-02 02:20
| 020的 Shocking Beauty
2008年 10月 01日
![]() 幕開けは 邪悪なまでに 華やかに Aquilegia Viridiflora Ampelopsis glandulosa 'Elegans' Cotinus coggygria‘Royal Purple’ Oxalis adenophylla (撮影20020527) スモークツリー'ロイヤルパープル'の鮮やかな紫の若葉に向かって、 規則正しく折りたたまれたオキザリスの水色の葉の中から 血管のような斑入ノブドウの若い茎がよじ登っていく「華やかで不穏な」5月。 2002春は、「癒し」とか「自然な感じ」とは違うボキャブラリーで 庭を構成したいと意識していたシーズンでした。 この頃、強く思っていたことは、 「庭=自然」というのは人間の身勝手な幻想だということ。 庭とは、物欲によって世界中からかき集められた植物や、 人間によって都合よく作り変えられた園芸品種のオンパレード、 害をなせば虫は殺すし、肥料も人間がせっせと与えるわけで、 「極めて人工的な空間」であるともいえますよね。 だから自然「風」に偽装することをあえて排除して とても人為的な配色・配置をすることで、 庭という空間の非・自然さを表現したいと思ってました。 ですが、私も、庭を維持するために 殺虫剤や化学肥料を多用するのは 対症療法な感じがして個人的に好まないので、それらの使用は最低限にして、 なるべく植物が自分の力で育ち続けていく庭を模索しています。 「極めて人工的な庭が 実はとても自然まかせな管理で成立している」 という皮肉なコンセプトは 乙庭の初期から一貫して追い求めているテーマであり、 この写真はそれをとても象徴的に表現していると思います。 1980年代後半のACID HOUSEに端を発するのでしょうか。 クラブミュージックの世界では「先鋭的で刺激的な」ムーブメントに対して、 「ACID JAZZ」「ACID ELECTRO」というように 「酸性の」という意味の「ACID」という形容詞を冠して呼ぶ風潮があります。 そんなイメージから、乙庭も模索している 「挑発的&人工的なんだけど、実はかなり自然」な庭づくりのコンセプトを 勝手に「ACID NATURE」と呼んでいます。 ^^; ▲
by dj020
| 2008-10-01 10:10
| 020的 Shocking Beauty
2008年 10月 01日
![]() 庭主は 草花という 言の葉得たり Convolvulus cneorum Pansy 'Black Atlas' Phormium tenax 'Purprea' Tulipa 'Queen of Night' (撮影20020419) 作家が言葉で自分の世界を表現するように、 ガーデナーにとって庭は文章であり、 植物達はその文章に命を与える 言葉のような存在であると思うんですね。 植物という生き物を時間をかけて育てていると それらがあるとき言葉のように意味を帯びて語りかけてくる。 そう考えると、庭作りとは、 生物と芸術が一体化したような とても意味深い行為ともいえるのではないでしょうか。 同じ植物が植えてあっても、 庭には庭主の人柄がよく現れるし 文脈のある庭とあまり何も考えていない庭では なぜだか確実に深みというか訴えかけてくるものが違います。 「植物で綴る読み物」 当時はそんなことを意識しながら乙庭を作っていました。 ピラカンサの背景の前に黒紫の花と青白い葉達が織り成す 物憂げな春の庭。 チューリップとパンジーという、ベタ中のベタな組合せですが、 ただ楽しげな春の庭とは 何かが確実に違うように思えませんか? ▲
by dj020
| 2008-10-01 02:20
| 020的 Shocking Beauty
2008年 09月 02日
![]() (画面右上より時計回りに) Trifolium repens var. nigricans Cichorium (品種名不明) Ajuga reptans 'Catlin's Giant' Euphorbia dulcis 'Chameleon' Allium karatabiense Sedum 'Purple Emperor' 撮影 20030503 2002~2004にかけて 他所でワタクシ020(オツオ)の自庭植栽の日々の様子を 「020的 Shocking Beauty」という写真シリーズで紹介しておりました。 http://www.kanshin.jp/alaowl/index.php3?mode=home&id=4800 2004後半から、本業が多忙となり、 不満足なモノならやりたくない性分もあり、 庭も一掃し、写真を撮ることもやめてしまいました。 というわけで、 乙庭 第1章の020的 Shocking Beautyは 今となっては現存しない幻の庭の記録です。 020的 Shocking Beautyは、 庭作りを通して自分が伝えたいメッセージを 一枚の写真とタイトルのみで言い切る、ある意味かなり不親切なシリーズでした。 が、そのシンプルな1ページは 種や小苗の状態から時間をかけて植物を育て、庭の成長の中に身をおきながら、 日々変化する庭の一番美しい瞬間を写真におさめる地道で膨大な作業と、 その膨大な作業が生み出す膨大な情報を 可能な限りそぎ落としされた言葉で抽象化されたイメージにする ストイックな編集によって作られており、 実はかなり時間と労力がつぎ込まれたものでした。 今見返してみても、超少ない要素の中に とても多くの情報やニュアンス、提案を織り交ぜた挑発的で斬新な提案だったな、 と手前味噌ながら評価しています。 当時は、「検索にかかりやすいか」とか「植物名の情報源として使えるか」という 「お手軽な便利さ=価値」という風潮に対するアンチな気持ちもあり、 敢えて植物名とかを明かしてませんでした。 というか020的 Shocking Beautyのコンセプト自体 単体ではない植物の組合せの挑発的提案から、 見る人が独自にイマジネーションを広げてほしいというのが本意だったので、 植物の名前など「便利or安易な」情報は作品内には記載せず、 訊ねられたら答えるという形で対応しておりました。 ですが、現在の私としては、 今はない乙庭第1章を懐かしくも思いますし、 組み合わせの提案にしても使われている植物に関しても、 非常に興味深いコンテンツに満ちた庭だったと思うので、 乙庭 第1章の総括とその庭が育んだ情報の共有の意味もこめて 020的 Shocking Beautyに植物名や解説やコラムを追記する形で、 再編していこうかなと思っております。 というわけで、みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ^^ 20080220記 追記 20080902 2008年3月に引越しをいたしまして、新居で新たに庭作りを始めました。 新居はかなり建築家のデザイナー心が盛り込まれた建物であることもあり、 今回の庭作りは建築と一体となったランドスケープを意識して計画を進めています。 建築の文脈を汲み取りつつ、積極的に刺激的な庭の提案をすることで 「建築と庭のWIN-WINな関係」を模索していきたい。 今回も、国内での流通がない植物については海外から苗や種を輸入したり等、 非っ常~~に歩みが遅く、且つ試行錯誤の繰り返し。 まだまだ隙間だらけで植物の大きさバランスもまちまちですが ほぼ半年経過し、やっと乙庭らしい雰囲気をかもし出してきました。 これからは 「今はなき」乙庭第1章 020的 Shocking Beautyと 現在進行形の乙庭第2章を平行してご紹介していきたいと思っています♪ ▲
by dj020
| 2008-09-02 02:20
| 020的 Shocking Beauty
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