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by dj020
乙ノ輪
【ACID NATURE乙庭】
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2013年 06月 01日
毎月後半の1週間、ACID NATURE 乙庭で開催している現代アート展覧会、
生物図鑑の会記録をまとめていくことにしました。 ^^ まずは、去る2013年5月に開催された 生物図鑑11 九冨美香「記憶の隙間」展 をご紹介いたします。 引き続き、過去10回分のアーカイブを作成していきますので、 どうぞお楽しみに! 「生物図鑑」11では、本展覧会のキュレーターとして携わっている九冨美香氏の フレスコ画と写真の技法を組み合わせた作品を展示いたしました。 九冨氏は本展覧会のキュレーターとしての活動と併せて 美術作家としての側面も持ち合わせています。 学生時代にステンドグラスを中心としたガラス造形を学ぶ傍ら、 大学院の壁画研究室でイタリア古典技法のフレスコ画と出会い、 フレスコ画の技法を用いた作品の制作を始めました。 フレスコ画は、システィーナ礼拝堂のような教会建築の壁面を描く技法であり、 ひとつの絵画として完成するまでには、100年以上かかると言われています。 技法自体が、聖書の教えを後世に伝えていくための記録・伝達手段のみならず、 過去・現在・未来という時間軸と様々な世代を繋いでいくための手段でもあるのです。 今回の展示では、フレスコ画と写真という異なる技法を組み合わせながら 作家自身の日常生活の中にある、対称的な事柄の間に見え隠れする 心象風景を描き出していました。 九冨氏の出身地である香川県小豆島・瀬戸内海の風景と 現在の居住地である、群馬県高崎市の風景。 日々完成に近付いていくフレスコ画と、時間の経過とともに色褪せ廃れていく写真。 同じ画面の中には、過去と現在、進化と退廃、海の有無のような 異なるベクトルを持つ時間軸と場所との関係性が絡み合っています。 透明フィルムの透け感とフレスコ画のざらざらとした質感、さらに 淡いパステル調の色彩が融合し、ノスタルジックな感覚の漂う作品となっています。 ◎展示作品 展示作品01 舷 gen 大きさ:h300×w700×d15mm 材質 :フレスコ・OHPフィルム 制作年:2013年 展示作品02 眩 gen 大きさ:h300×w300×d15mm 材質 :フレスコ・OHPフィルム 制作年:2013年 展示作品03 還 gen 大きさ:h1100×w300×d15mm 材質 :フレスコ・OHPフィルム 制作年:2013年 展示作品04 現 gen 大きさ:h1100×w1100×d15mm 材質 :フレスコ・OHPフィルム 制作年:2013年 展示作品05 源 gen 大きさ:h1100×w1100×d15mm 材質 :フレスコ・OHPフィルム 制作年:2013年 ◎作家略歴 九冨 美香 Mika Kutomi 1980 香川県小豆島生まれ 2003 近畿大学文芸学部芸術学科 造形美術専攻 卒業 2006 東京藝術大学大学院美術研究科 壁画専攻 修了 《主な個展、グループ展歴》 2003 メダルアート海外巡回展「New ideas in medaric sculpture 2003-2004」 (フィラデルフィア・リスボン・ニューヨーク・東大阪市) 2004 第2回ステンドグラス美術展 入選(愛知県/松坂屋美術館) 「Record」iSM Cerator’s Café(京都市中京区) 2006 「共鳴するヴィジョン-取手のアーティストたち-」 (東京都台東区/JR上野駅構内Breakステーションギャラリー) 2007 「陽のあたる場所」shop&gallery FALL(東京都杉並区) 2008.04~2011.03 茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造 事業部/茅野市美術館学芸員として勤務 2011.04~2013.03 前橋市政策部文化国際課 美術館開設準備室(現 芸術文化推進室) 学芸員として勤務 《主に担当した企画展》 2009 茅野市美術館アート×コミュニケーション#1『こころみる、ここをみる』(佐藤時啓×ワークショップ参加者) 2010 茅野市美術館アート×コミュニケーション#2 岡部昌生フロッタージュ・プロジェクト〈諏訪をめぐり、縄文にふれる〉 2012.07~ ACID NATURE 乙庭 『生物図鑑』(毎月開催) 2013.04〜 フリーのキュレーターとしてギャラリーの展示企画等に携わる ◎展覧会概要 [ 会期 ] 2013年05月18日(土) 〜 05月26日(日) [ 会場 ] ACID NATURE 乙庭 会期中、小さい音量にて 乙庭選曲による本展覧会イメージプレイリストをかけていました。 ♪ 生物図鑑11 九冨美香「記憶の隙間」展 BGMプレイリスト また、この展覧会の関連企画として 九冨氏の故郷:小豆島と、現在地の海なし県群馬をつなぐ物販プロジェクト 「九冨商店」のプレオープン販売もおこないました。 九冨家の自家栽培柑橘類や、小豆島特産の素麺などを販売し 「原点」と「現在」をつなぐ展示作品と同様に、 小豆島と群馬をつなぐイベントとなりました。
by dj020
| 2013-06-01 02:20
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