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by dj020
乙ノ輪
【ACID NATURE乙庭】
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2008年 10月 01日
幕開けは 邪悪なまでに 華やかに Aquilegia Viridiflora Ampelopsis glandulosa 'Elegans' Cotinus coggygria‘Royal Purple’ Oxalis adenophylla (撮影20020527) スモークツリー'ロイヤルパープル'の鮮やかな紫の若葉に向かって、 規則正しく折りたたまれたオキザリスの水色の葉の中から 血管のような斑入ノブドウの若い茎がよじ登っていく「華やかで不穏な」5月。 2002春は、「癒し」とか「自然な感じ」とは違うボキャブラリーで 庭を構成したいと意識していたシーズンでした。 この頃、強く思っていたことは、 「庭=自然」というのは人間の身勝手な幻想だということ。 庭とは、物欲によって世界中からかき集められた植物や、 人間によって都合よく作り変えられた園芸品種のオンパレード、 害をなせば虫は殺すし、肥料も人間がせっせと与えるわけで、 「極めて人工的な空間」であるともいえますよね。 だから自然「風」に偽装することをあえて排除して とても人為的な配色・配置をすることで、 庭という空間の非・自然さを表現したいと思ってました。 ですが、私も、庭を維持するために 殺虫剤や化学肥料を多用するのは 対症療法な感じがして個人的に好まないので、それらの使用は最低限にして、 なるべく植物が自分の力で育ち続けていく庭を模索しています。 「極めて人工的な庭が 実はとても自然まかせな管理で成立している」 という皮肉なコンセプトは 乙庭の初期から一貫して追い求めているテーマであり、 この写真はそれをとても象徴的に表現していると思います。 1980年代後半のACID HOUSEに端を発するのでしょうか。 クラブミュージックの世界では「先鋭的で刺激的な」ムーブメントに対して、 「ACID JAZZ」「ACID ELECTRO」というように 「酸性の」という意味の「ACID」という形容詞を冠して呼ぶ風潮があります。 そんなイメージから、乙庭も模索している 「挑発的&人工的なんだけど、実はかなり自然」な庭づくりのコンセプトを 勝手に「ACID NATURE」と呼んでいます。 ^^; #
by dj020
| 2008-10-01 10:10
| 020的 Shocking Beauty
2008年 10月 01日
庭主は 草花という 言の葉得たり Convolvulus cneorum Pansy 'Black Atlas' Phormium tenax 'Purprea' Tulipa 'Queen of Night' (撮影20020419) 作家が言葉で自分の世界を表現するように、 ガーデナーにとって庭は文章であり、 植物達はその文章に命を与える 言葉のような存在であると思うんですね。 植物という生き物を時間をかけて育てていると それらがあるとき言葉のように意味を帯びて語りかけてくる。 そう考えると、庭作りとは、 生物と芸術が一体化したような とても意味深い行為ともいえるのではないでしょうか。 同じ植物が植えてあっても、 庭には庭主の人柄がよく現れるし 文脈のある庭とあまり何も考えていない庭では なぜだか確実に深みというか訴えかけてくるものが違います。 「植物で綴る読み物」 当時はそんなことを意識しながら乙庭を作っていました。 ピラカンサの背景の前に黒紫の花と青白い葉達が織り成す 物憂げな春の庭。 チューリップとパンジーという、ベタ中のベタな組合せですが、 ただ楽しげな春の庭とは 何かが確実に違うように思えませんか? #
by dj020
| 2008-10-01 02:20
| 020的 Shocking Beauty
2008年 09月 20日
(Photo by 生物建築舎さん) 現在住んでいる物件は庭付き2階建てメゾネットの小規模集合住宅。 竣工直前に実際に訪れ、吹き抜けの玄関ホールや 大きく穿たれて外部とつながるような開口部など、 とても「住み心を煽る」空間が一発で気に入り、即入居を決めました。 入居してからほぼ半年、 今回、この物件を設計された生物建築舎さんより、 庭も含めて外観・内観の撮影のオファーをいただき、 たくさん写真を撮っていただきました ^^ 生物建築舎さんのサイト↓ http://ikimonokenchiku.googlepages.com/ 上の写真もその中の一枚。 家と庭とヒトとの関係性が的確に表現されてると思うし、 なんかえっらくカッチョいい写真で… ホント、生物建築舎さんには感謝しきり♪ ありがとうございます m(__)m この半年間、「この建物と引き立てあうような庭を」と考えて植栽を進めてきましたが、 出来上がった写真を見て、手前味噌ながら、当初意図していたような 「いい感じ」に庭が成長してきたかな~、なんてうれしく思いました。 忙しい仕事の合間を縫って少しづつ庭づくりしているので、まだ隙間だらけだったり、 植物が成熟してなくて大きさのバランスがおかしかったりしますが、 植物達もやっと土地になじんできたようで、 最近は、日々、徐々に雰囲気を増しつつあるように思います。^^; これから秋本番にむけてはグラスの穂やセダムの花などが見頃かな♪ 乙庭的にはセダム・ユーフォルビア・グラス類には力を入れていて、 独自で海外より輸入してたりします。 日本ではほぼ流通してない、かなり興味深いモノもありますので、 徐々にご紹介していけたらな、と思います。 ^^ あと、10月には各種アリウムなど秋植えの球根を植えたりして、 来年の春にはそれなりに完成した形になりそうです。 花も葉も美しく謳う祝祭的な春を迎えたいな♪ ちなみに上の写真で結構目立っている濃い銅葉のカンナは 今春に輸入したCanna generalis 'Australia'。 自分がこれまで見たカンナの品種の中では最もダークな葉色で、 ツヤツヤした質感も最高にカッコよくて大のお気に入りです。 ^^ #
by dj020
| 2008-09-20 20:20
| 乙庭
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